公立大学法人首都大学東京 東京都立産業技術高等専門学校

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高専卒業生の活躍

本校の前身校である都立高専、都立航空高専の卒業生の活躍ぶりを紹介するコーナーです。

市川 智也
市川 智也
H14年(2002年) 電子情報工学科卒業
現職:株式会社ロッテ 中央研究所 新素材開発研究室 研究員

川智也氏は,糀谷中学校から本校に入学し,5年間の充実した学生生活を経て大学へ編入学し,さらに大学院へ進学しました。現在,ロッテ(株)の研究員として新素材の開発に携わり,将来を嘱望されています。詳細は以下のリンクをご覧下さい。

本人からのメッセージ(PDF)

齋藤 淳史
齋藤 淳史
平成16年(2004年) 電子工学科卒業
北区浮間中学校出身
現在:東京大学大学院新領域創成科学研究科人間環境学専攻
博士前期課程 在学中

高専卒業後に大学へ編入学し、現在は大学院へと進学してさらに専門的な研究に取り組んでいます。今でも自分の興味の趣くままに研究をつづけられるのは、高専・大学でのきびしくも楽しい学生生活を通して自分のやりたいことをみつけることができたからです。特に、高専では医用生体工学という学問分野と出会い、必要となる工学の基礎を学びました。また、医用生体工学が対象とする研究領域は非常に広く、生命現象を理解しようとする研究や、医療技術の進展に関わる研究を行う上では、工学のみならず医学や生物学の知識も必要となります。しかし、私の経験上、高専で学ぶ工学的な思考過程は異分野にも共通するものがあり、強力な武器になると思います。

最後に、5年間という学生生活はあっという間かもしれませんが、多くの友人や先生との交流を通して自分が本当にやりたいことをみつけてほしいと思います。そして、それを見つけるチャンスが産業技術高専にはあると思います。

河原 真梨
河原 真梨
平成18年(2006年)機械工学科卒業
新宿区立牛込第三中学校出身
現在:首都大学東京 大学院理工学研究科機械工学専攻
博士前期課程 在学中

高専卒業後、東京都立大学(現:首都大学東京)の3年次へ編入しました。現在はさらに進学して首都大学東京の大学院に在籍しており、高専時代から学んできた機械工学分野の研究に取り組んでいます。

私が高専に興味を持ったのは、中学三年生の夏休み前のことでした。普通高校へ進学することに疑問を持ち始めた時期に、高専の体験入学(オープンキャンパス)を知り、軽い気持ちで参加したのがきっかけです。その体験入学の際に見た数々の機械などの設備や、実践的ともいえる実習レポートを拝見し、そしてクラブ活動などでは個人の意思が尊重される校風に惹かれ、受験を決意しました。

高専は、何事にも興味をもつ好奇心の強い人や、理論的な考え方が好きな人、そして自分の力で物事を進めることが好きな人(もちろんチームワークは大切です)には、能力を伸ばせる学校だと思います。入学してからは、クラスの仲間たちと個性的な先生方の授業を受け、お互い協力して課題やテスト勉強をしました。私は、高専祭の実行委員に所属し、一つの物事に皆で向かうことで達成したときの充実感を得ました。さらに、私の一学年上の先輩方が発足させた弓道部に所属し、部員同士の関わり合いや技術を磨く中で精神的に成長しました。

工学関係に興味を持っている方はもちろん、他者と比べて…ではなく、自分がこうしたい、という明確なビジョンを持っている方にも、高専は向いていると思います。

吉田 正市
吉田 正市
平成17年(2005年)機械工学科卒業
練馬区立豊玉第二中学校出身
現在:株式会社 東海理化 勤務

皆さんの好きなことって何ですか?パソコン?車?ロボット?それとも飛行機?私たちの身近には、常に日常を便利にしてくれるもので溢れかえっています。それら全てのものに様々な技術や知恵が詰め込まれており、一つ一つが繋がり合って成り立っています。高専では技術の基礎から応用まで学んでいくことができます。皆さんは高専制度をあまり知らないかも知れませんが、実は社会に出て高専卒と言うと「言わずと知れた工学のエキスパート」という認識があるのです。私は現在、自動車関係の仕事に就いています。決して成績が良かったわけでもなく、優等生とは程遠い存在でした。それでも、現在、少なくとも自分のやりたいことが出来る環境にあると思います。高専での授業は簡単なものではないけど、それらを乗り越えた時、“なりたい自分”になれているのではないでしょうか。

皆さんは今、エンジニアへの近道に立っています。皆さんが胸に抱えるその夢を、高専で実現してみませんか?

大塚 友裕
大塚 友裕
平成17年(2005年) 航空工学科卒業
豊島区立真和(現 西池袋)中学校出身
現在:東京農工大学大学院機械システム工学専攻
博士前期課程 在学中

私は中学生のころ「数学や理科が好きで国語や社会が大嫌い、飛行機の勉強がしてみたい、早く就職して自立したい」と思っていたので航空高専に入学することにしました。この私のような人には是非、高専をお勧めしたいです。数学や物理など専門科目は沢山の授業時間数があり、しっかり教えてもらえ、国語や社会などの一般科目は、普通の高校とは違い自由な雰囲気なので、文系科目が大嫌いだった私でも楽しめる授業をしてもらえました。そして、そのお陰で様々な教科に興味が持てるようになり、広い範囲で知識を得ることが出来たと思います。高専の学生、先生にはマニアが揃っているので、毎日いろいろな分野の新しい話が聞けて、とても楽しかったし勉強になりました。大学に入学して、高専の凄さを感じることが多くあります。高専の授業内容は、大学の講義に近いレベルだったと気づきます。高専生の普通の 工作や加工が意外に一般の人には出来なかったりします。

高専で勉強できて本当に楽しかったです。

山田 美帆
山田 美帆
平成16年(2004年) 電子工学科卒業 
台東区立忍岡中学校出身
現在:筑波大学大学院数理物質科学研究科物理学専攻
博士前期課程 在学中

高専卒業後に大学へ編入し、現在は大学院にて素粒子物理学実験を専攻しています。物理学と電子工学というと、全くかけ離れた学問だと思われるかもしれません。しかし、電子工学は物理学を基礎として成り立っています。したがって、物理学を学ばずして電子工学を理解することはできません。また、素粒子物理学実験を行う上で、今ではコンピュータやエレクトロニクスを欠かすことができません。そのため、高専で学んだ電子工学、特に情報処理、電子・電気回路、物性工学の知識は非常に役に立っています。

また、高専では低学年のうちから専門性の高い授業を受けることができ、専門的知識を得られる他にも、論理的な思考能力を身に着ける良い訓練にもなると思います。これは、将来どんな分野の職業に就いても非常に有利に働きます。高専の先生方は、授業・進学のサポートをとてもよくして下さり、5年間の高専生活を非常に有意義なものにできました。高専での電子工学と物理学との出会いは、その後の自分自身の進路を決定する上で非常に重要なターニングポイントでした。皆さんも、将来何をしたいかということを真剣に考えて、本当に好きだと思えることを探してみてください。

井田 舞美
平成18年(2006年) 電子工学科卒業
葛飾区立葛美中学校出身
現在:千葉大学メディカルシステム工学科 在学中

私が高専への入学へ決めた動機は、普通高校に入学してダラダラと3年間過ごし、大学受験のために勉強するのが嫌だったことと、勉強するならすぐに将来へつながる知識を得たい、という2点が主な動機でした。

在学していた5年間は、毎日専門的な授業が繰り広げられ、課題に追われ、レポートの締め切りに追われ…。普通高校へ入学した友達とはまったく違う日々を過ごし、どうして私はこんなに大変な思いをしているんだろうと嘆いたこともあります。でも、個性的な先生方の授業は楽しく、複雑な数式の意味が理解できたり、レポートを何日もかけて完成させてときの喜びはひとしおでした。

5年の卒業研究がきっかけで大学へ編入しましたが、今高専を卒業したことがとても強みになっています。大学3年の授業内容が高専3,4年でやった内容だったり、高専1年から当たり前に扱っていた機器や部品を大学3年で初めて触る…など、高専での授業内容は大学と比べ遥かに進んでいるのです。また、高専で卒業研究をすでに経験しているので、大学での卒業研究も戸惑うことなく進められます。

在学中はつらい事もあると思いますが、高専で得た知識は一生ものとなり、自分の武器となります。皆さんが高専へ入学し、大学へ社会へと活躍されることをとても楽しみにしています!

工業高校より編入学,高専本科卒業,専攻科卒業

芳野 裕樹
芳野 裕樹
【工業高校より編入学,高専本科卒業,専攻科卒業】
H16年(2004年) 電子工学科卒業
都立小石川工業高校出身
現在:首都大学東京大学院システムデザイン研究科博士前期課程在学中

工業高校へ進学した理由と目的を、改めて考えてみてください。目的は達成できたでしょうか?私は工学についてもっと学びたいと感じ、大学への進学を決めました。工業高校から大学への進学は勉強してきた教科の違いから難しく、更に近年学業にかかる費用は増加の一途。それらの問題を解決してくれたのが、高専への編入学という手段でした。

学費の安さは非常に魅力的で、主な受験科目も工業高校で学んだ専門教科で、高専の教育内容は大学に負けないほどレベルの高さです。編入後、最初は授業についていくのすら必死でした。しかし、高専での二年間、数々の実習や卒業研究などを通じて私の知識や経験は自覚できるほど増えました。

専攻科に進学し更に勉強を続けた結果、首都大学東京の博士前期課程まで進むこともできました。今回の高専編入学生受け入れ枠の拡大は、勉強をしたいと思う人にとって大きなチャンスです。頑張ってください。

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