都立産技高専の特徴
東京都立産業技術高等専門学校(以下、都立産技高専)は、首都東京の産業振興や課題解決に貢献するものづくりスペシャリストを育成する公立高専として、2006年に都立工業高専と都立航空工業高専が統合・再編されて開校しました。
都立産技高専の特徴
都立産技高専の本科は、ものづくり工学科1学科のみで、2つのキャンパスには、社会の多様なニーズの応えるために特徴的な教育コースが設置され、1年次に混成クラスで共通の授業を受け、2年進級時にコースを選べるコース選択制が採用されています。また、首都東京の問題解決に取り組むための科目が設置されているのも特徴の一つです。
さらに、学校全体で国際化を推進し、ICTを積極的に活用するなど、学生の教育環境の改善に努めるとともに、校内塾による学生への補習体制やキャリア支援教育など、学生への支援体制も充実しています。
東京都公立大学法人内の連携
2008年には公立大学法人首都大学東京(令和2年4月1日より東京都公立大学法人に名称変更)に移管され、東京都立大学、産業技術大学院大学、都立産技高専の3つの高等教育機関の連携が強化されました。
連携の事例
- 本校専攻科から産業技術大学院大学への特別推薦入試制度
- 東京都立大学への編入学推薦枠の設置
- 学校間の共同研究の推進
- 法人内の制度を利用した学生支援体制の充実
また、工業高校からの本校への編入学制度もあり、本校は、首都東京において、多様なキャリアパスを持った、技術者教育の中核的な役割を担う教育機関となっています。