
機械と電子の技術の結晶 ─ロボットづくり─
ロボットには、みなさんおなじみの歩行ロボットや、 話し相手になったりするいやし系ロボットからいろいろな工場で使われている産業用のロボットなどがあります。 これらのロボットを含めて現在活躍している機械の多くは、 「機械を構成するための技術」と「機械の動きを制御するための電子・制御技術」を使って動 くようになっています。
本コースでは、ロボット作りを通して、ものづくりの基礎である機械工学と電子・制御工学を融合した教育が行われますから、創造性豊かな、電子・制御 に強い実践的機械技術者が育成されます。ロボット産業では世界のトップレベルにある「ものづくり日本」を支えられるロボットエンジニアを目指して、一緒に 頑張りましょう。


産業用ロボットとは、工場で人間の代わりに作業する人間の腕に似た機械のことをいいます。 自動車の組み立て(溶接、塗装作業、重量物の運搬)など危険で単純な反復作業に使われます。 産業用ロボットは1960年代から実用化され、日本は世界中で生産されている産業用ロボットの7割を生産しています。 本コースでは、簡単な産業用ロボットを実際に設計製作するとともに工場で使われている本格的な生産用ロボットを体験学習して理解を深めます。

ロボットを学ぶということは, 機械工学、電気・電子工学、制御工学、情報工学など、 幅広い工学分野を網羅して学習することになります。 エンジニアとして必須の工学基礎を実習するのに最適な素材がロボットといえます。 本コースでは、ロボットに必要な機能を実習する"体験学習"を始点にして、 講義による理論学習と実験・実習とが連携したロボット作りを行ないながら、 機械と電子・電気技術を修得していきます。
卒業生が製作した階段昇降可能なロボットです。 まず自分で描いた図面を設計します。 次に設計したロボットを旋盤やフライス盤を用いて製作します。 センサやコンピュータ、ソフトウェアを搭載して完成です 本コースでは5年間を通して実践的ものづくりスペシャリストの育成を目指しています。

一般科目に加え、以下の特徴的な科目を履修していきます。
詳しくは一般科目の紹介ページをご覧下さい。
| ロボット工学コース | |||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 授業科目 | 単位 | 学年・単位 | 備考 | 授業科目 | 単位 | 学年・単位 | 備考 | ||||||||||
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||||||||
| コ|ス必修科目 | 応用数学I | 1 | 1 | コ|ス選択科目 | 熱力学 | 1 | 1 | ||||||||||
| 応用数学II | 1 | 1 | 流体工学 | 1 | 1 | ||||||||||||
| 応用数学III | 2 | 2 | 材料力学特論 | 1 | 1 | ||||||||||||
| 応用物理I | 1 | 1 | 材料学特論 | 1 | 1 | ||||||||||||
| 応用物理II | 2 | 2 | 計測工学II | 1 | 1 | ||||||||||||
| 応用物理実験 | 1 | 1 | センサ工学II | 1 | 1 | ||||||||||||
| 情報処理I | 1 | 1 | 制御工学III | 2 | 2 | ||||||||||||
| 情報処理II | 1 | 1 | システム制御工学 | 2 | 2 | ||||||||||||
| 数値解析I | 1 | 1 | デジタル信号処理 | ||||||||||||||
| 数値解析II | 1 | 1 | アクチュエータ工学 | 1 | 1 | ||||||||||||
| 設計製図I | 2 | 2 | マイクロコンピュータ工学 | 1 | 1 | ||||||||||||
| 設計製図II | 3 | 3 | ロボット制御工学 | 2 | 2 | ||||||||||||
| 設計製図III | 3 | 3 | 電気機器制御工学 | 1 | 1 | ||||||||||||
| 機械設計法I | 1 | 1 | 人工知能 | 1 | 1 | ||||||||||||
| 機械設計法II | 2 | 2 | エネルギー工学 | 1 | 1 | ||||||||||||
| 材料学 | 1 | 1 | CAD・CAE演習 | 1 | 1 | ||||||||||||
| 材料力学I | 1; | 1 | 応用ロボット工学 | 2 | 2 | ||||||||||||
| 材料力学II | 1 | 1 | 特別講義 | 1 | 1 | ||||||||||||
| 工業力学 | 1 | 1 | 選択科目開設単位数 | 22 | 0 | 0 | 0 | 0 | 22 | ||||||||
| 機械力学 | 2 | 2 | |||||||||||||||
| 機械工作法 | 1 | 1 | |||||||||||||||
| 機構学 | 1 | 1 | |||||||||||||||
| 過渡現象論 | 1 | 1 | |||||||||||||||
| 電気回路I | 1 | 1 | |||||||||||||||
| 電気回路II | 2 | 2 | |||||||||||||||
| 電子回路I | 1 | 1 | |||||||||||||||
| 電子回路II | 1 | 1 | |||||||||||||||
| 計測工学I | 1 | 1 | |||||||||||||||
| センサ工学I | 1 | 1 | |||||||||||||||
| 制御工学I | 1 | 1 | |||||||||||||||
| 制御工学II | 1 | 1 | |||||||||||||||
| メカトロニクスI | 1 | 1 | |||||||||||||||
| メカトロニクスII | 1 | 1 | |||||||||||||||
| メカトロニクスIII | 1 | 1 | |||||||||||||||
| ロボット工学概論 | 1 | 1 | |||||||||||||||
| ロボット工学I | 1 | 1 | |||||||||||||||
| ロボット工学II | 2 | 2 | |||||||||||||||
| ロボット工学実習I | 3 | 3 | |||||||||||||||
| ロボット工学実習II | 2 | 2 | |||||||||||||||
| ロボット工学実習III | 2 | 2 | |||||||||||||||
| ロボット工学実習W | 2 | 2 | |||||||||||||||
| ロボット工学実験I | 2 | 2 | |||||||||||||||
| ロボット工学実験II | 2 | 2 | |||||||||||||||
| ロボット工学演習 | 2 | 2 | |||||||||||||||
| 必修科目単位数 | 63 | 0 | 10 | 18 | 22 | 13 | |||||||||||
| 教員名 | 役職 | 専門 | 研究テーマ | メールアドレス*1 |
| 奥平 鎭正 | 教授 | パワーエレクトロニクス | 共振型インバータ・コンバータに関する研究 | okudaira@(2) |
| 根本 良三 | 教授 | 機械工学・機械要素・設計・製図 | 動力・運動伝達用機械要素の設計・製作と運転性能評価 | nemotor@(2) |
| 源 雅彦 | 教授 | ロボティクス | 非整備環境下における遠隔操縦型ロボットの開発と視覚インタフェースの研究 | minamoto@(2) |
| 吉田 喜一 | 教授 | 機械力学・機械工作法・技術論 | 構造物の実験モード解析と技術論研究 | kyoshida@(2) |
| 大貫 貴久 | 准教授 | 材料工学・力学・マイクロメカニックス | 金属材料の塑性変形挙動に関する研究 | ohnuki@(2) |
| 笠原 美左和 | 准教授 | 制御工学 | SMCを用いた自動車の安全制御に関する研究 | misawa@(2) |
| 田村 恵万 | 准教授 | 流体工学 | 脈動流と衝撃波に関する研究 | ema@(2) |
| 堀 滋樹 | 准教授 | 制御工学・ロボット工学 | 災害時被災者救援・探索ロボットの研究 | hori@(2) |
| 鈴木 拓雄 | 助教 | 設計工学 | 圧電材料の機械要素への適応に関する研究 | suzukitakuo@(2) |
| 松田 礼 | 助教 | 機械加工学・設計製図 | 数値制御工作機械により創成される仕上げ面模様の配列制御に関する研究 | matsuda@(2) |
| 宮川 睦巳 | 助教 | 材料力学・機械力学 | 複数の介在物を有する弾性・粘弾性問題の解析 | miyagawa@(2) |