航空技術者育成プログラム

プログラムの目的

 訪日外国人旅行者の増加やその後の航空需要を見据え、首都圏の空港の機能強化と国際化に必要となる航空技術者が求められています。また、新型航空機は複合材化、電動化、インテリジェント化などが進められ、航空技術者に求められる技術知識レベルの高度化が進んでいます。こうした中、航空整備技術を有し、かつ技術知識レベルの高度化にも対応できる人材の育成が急務となっています。
 そこで、本校では、航空技術者育成プログラムを構築し、グローバルに活躍できる航空技術者を育成していきます。荒川キャンパス航空宇宙工学コースの 2年生から 5年生(各学年8名程度)を本プログラムの対象とし、製造に関する航空機製造技術、主にエアライン整備に関する整備技術等を身に付けることができます。

【2021年度卒業学生の進路先】
進学4名、航空機製造企業1名、エアライン3名

 2020年度に本校の航空技術者育成プログラムの教員が製作した「航空計器構造及び基本技術を学ぶトレーナー」が、学生の立場にたった教材であると(公社)日本航空技術協会から評価され、「表彰審議会委員長特別賞」を受賞いたしました。これらトレーナーを講義で使用することによって、より実践的で理解しやすい教育を行っています。
 2021年度からは、体系的かつ実践的な幅広い知識や視野を有し、将来、航空産業の生産分野における指導的な役割を担える人材を育成するとともに、他産業界でも活躍する人材の育成を目指す目的で新たに航空産業企業6社と連携した「航空産業人財育成プログラム」が立ち上がりました。
 2022年度からは、この協定書に基づき航空産業企業6社から提供される「E‐Learning」が始まり、新たな教育プログラムを提供することができます。

 【連携企業】
株式会社IHI、川崎重工業株式会社、株式会社SUBARU、三菱重工業株式会社、 全日本空輸株式会社、日本航空株式会社
 

      

  
 

特色

  1. 産学公の教育サポート
  2. 8名の少人数教育
  3. 本科2年~5年での実践的実習と講義
  4. 航空技術者の国家資格における学科試験の一部にも対応

科目

  1. 航空機基本技術Ⅰ~Ⅴ
  2. 航空法規
  3. 航空機基本技術実習Ⅰ~Ⅴ

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