情報セキュリティ技術者育成プログラム

プログラムの目的

 “学生の「礎」を社会と協働して構築する社会を目指して”を合言葉に2016年4月にスタートした情報セキュリティ技術者育成プログラムは、2019年3月に第一期本科プログラム履修生、2021年3月に第一期専攻科プログラム履修生を輩出しました。
 この間、情報セキュリティ技術者育成プログラム履修生らは、セキュリティ・キャンプ全国大会参加、KOSEN SECCON 優勝・SECCON CTF 文部科学大臣賞チーム賞受賞、セキュリティ・キャンプ全国大会チュータやNOC (Network Operation Center)、Interop STM (Show Net Member) ・Internet Week NOCを担うなど、履修生らの活躍はこれまでに無い大きなインパクトを本校に与えています。
 「礎」として情報セキュリティ技術者育成プログラム履修生は、情報セキュリティを学習前に「裁判傍聴」および「弁護士との議論」を通じ「自分と社会」「法と自分」について考え倫理観を醸成します。次に、情報セキュリティ実習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ(実習時間 225時間)を通じ情報セキュリティに関する基礎的なスキルを習得します。さらに、現役の情報セキュリティ技術者(客員教員)が担当する情報セキュリティ・情報セキュリティ特別実習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・情報セキュリティ監査を通じ実践力を習得します。
 これらに加え社会貢献活動として、情報セキュリティ技術者育成プログラム履修学生は、中学生向け情報セキュリティ勉強会「サイバーセキュリティTOKYO for Junior」や中学生向けICT勉強会「ICT基礎Lab. for Junior」を企画・運営します。
 現在、高等教育機関で情報セキュリティを学習している学生は多くありません。情報セキュリティを学習することは、キャリア形成において同世代の学生より優位な立場を築くことが可能です。このことは企業の採用プロセスにも変化を生み、これまで新卒採用を行っていなかった企業・学部卒業以上しか採用していなかった企業においても本科卒業生を採用する企業も現れています。
 現在、企業との連携・大学との連携を強化し、組織の壁を越えた教育スキーマを構築しています。今後、さらに連携を強化しプログラム履修生の挑戦を支援します。
 

【産学連先】
富士電機ITソリューション株式会社、株式会社ラック、株式会社オプティム、株式会社シーアイエー、大日本印刷株式会社、株式会社インフォセック、株式会社ディーゴ、株式会社サイバーディフェンス研究所、株式会社FFRIセキュリティ、パナソニック株式会社、株式会社ハートビーツ、ジェイズ・コミュニケーション株式会社、株式会社ユービーセキュア、株式会社セキュアサイクル、アライドテレシス株式会社、シスコシステムズ合同会社、株式会社リクルート、フォーティネットジャパン合同会社、株式会社日本レジストリサービス、NTTデータ先端技術株式会社

【学学連携】
国立大学法人 北陸先端科学技術大学院大学
長崎県公立大学法人 長崎県立大学
 

情報セキュリティ技術者育成プログラム授業イメージ
情報セキュリティ技術者育成プログラム授業イメージ
 

特色

  1. 倫理観の育成を重視
  2. 産学公の教育サポート
  3. サイバーレンジを用いた、実践的な演習を実施
  4. 最大20名の少人数による実習
  5. 本科3年~5年で,225時間の情報セキュリティ実習を実施

科目

  1. 情報セキュリティ実習Ⅰ(本科 3年 通年 90分×60回)PDF形式(115KB)
  2. 情報セキュリティ実習Ⅱ(本科 4年 通年 90分×60回)PDF形式(81KB)
  3. 情報セキュリティ実習Ⅲ(本科 5年 前期 90分×30回)PDF形式(75KB)

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