公立大学法人首都大学東京 東京都立産業技術高等専門学校

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電気電子工学コース

エネルギー、情報など社会の基盤を支えるコースです。

コースの特色

我々の社会にとってエネルギーと情報は不可欠な存在です。 それらの基盤技術である電気電子工学の支えなしに、 現代の生産活動や社会生活は1秒たりとも立ちゆかないと言っても過言ではありません。 資源循環、高知能化、超集積化などの技術革新に挑戦しつづけ、 地球環境と共生しうる持続可能な社会を実現する、そのような技術者育成のため、 電気電子コースでは、環境クリーンエネルギー、エレクトロニクス、 情報制御の3分野を専門教育の柱として位置づけています。 最大の教育効果を狙いとして、低学年の基礎専門科目、電気電子回路から、 高学年のコンピュータ工学、システム工学、パワーエレクトロニクスなどの高度専門科目まで、 シームレスなカリキュラムが組まれています。 加えて、5年間を通じて実験実習が開講され、実体験を通じた理論理解の工夫もなされています。 最終学年では、学生は少人数に分かれ現実的な専門テーマについて卒業研究を行います。 この研究を通じて、次世代技術者に必須の能力である柔軟な発想と実践的な応用力が育成されます。

風車、太陽光パネル
18世紀の産業革命の時代に蒸気機関が工場で利用され、 燃料は木材から石炭へと変化していきました。 19、20世紀にガソリンエンジン、ジェットエンジンが開発され、 20世紀の中頃には火力が日本の発電所の主流となっていきます。 その結果、石油が最も重要な資源となりました。 大量生産、大量消費に支えられた前世紀までの技術革新は、 人々の生活を劇的に改善しましたが、 一方で、 現在の最重要資源である石油に関わる、 新たな問題も発生させてしまいました。 資源枯渇問題、有害ガス発生問題です。 電気電子工学コースでは、 これらの問題を解決する一方法として、 風力、太陽光などのクリーンエネルギーの利用に関する研究を行っています。
CAD室
20世紀末に情報革命が起き、 高速で安価なコンピュータが発売され、 毎年毎年、その性能が向上しています。 インターネットが世界中に張り巡らされ、 情報通信技術はもはや社会に深く浸透しています。 一般社会と同様、 技術者教育の場でも情報革命は大きな影響を及ぼしています。 人が創造性を発揮できるよう、 設計を支援し、 設計上のヒューマンエラーを防止する道具が開発されました。 このような道具をCADと呼び、設計と同時進行で性能評価さえも可能とします。 電気電子工学コースでは、回路基板の設計でCADの利用方法を学びます。 また、C言語によるプログラミング実習など情報工学関連の授業が毎学年開講されています。
高電圧実験室
現在、家庭に送られているエネルギーにはガスと電気があります。 ガスが水を沸かすことに用いられる(最近はガスを使って、 家庭で発電しようという試み-燃料電池といいます-も行われています)のに対して、 電気はそれだけでなく、冷蔵庫で食材を冷やしたり、 洗濯機を回したり、明かりを点けたり、テレビ、ビデオにも用いられています。 コンセントに差し込むだけで利用できる便利なエネルギー電気は、 家庭から遠く離れた発電所で作られ、 高い電圧で送られてきたものです。 送電損失を下げるため、送電は、 家庭で使う電圧の数千倍の超高圧でなされます。 高電圧の電気は低電圧の電気と異なる性質を持ちます。 電気電子工学コースでは、高電圧実験室において、 高電圧の電気の性質を実験を通じて学んでいます。
システム制御実験室
電気はエネルギーとして様々な機械を動かすだけでなく、 機械をコントロールする為に利用されたりもします。 例えば、発電所や製鉄所などの大きな工場では 各機械が正しく機能しているかをチェックするセンサがたくさん取り付けられています。 センサは機械の状態(温度や位置など)を電圧という形でコンピュータに伝え、 コンピュータはその電圧に応じた命令を下します。 例えば、熱センサが高い電圧を発生していることをコンピュータが知ったとすると、 コンピュータはこの高電圧を機械の温度が高すぎるという意味に解釈します。 すると、コンピュータはファンのスイッチを入れて機械を冷ますように命じます。 電気電子工学コースでは、システム制御実験室などにおいて、 コンピュータを使って機械をコントロールする方法を学びます。

教育課程

平成24年度 カリキュラム表

取得可能な資格

主に取得可能な資格
第2種電気主任技術者(認定校)
電気工事士
情報処理技術者

担当教員

電気電子工学コース担当教員

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