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衛星設計コンテストにて日本航空宇宙学会賞を受賞!

11月4日に開催された第25回衛星設計コンテスト最終審査会に本校学生が出場し、
アイデアの部に応募した「衛星の非デブリ化用バルーン立体展開装置」が日本航空宇宙学会賞を受賞しました。

航空宇宙工学コースの石川智浩准教授の指導のもと、肥沼晃史さん(4年生)を代表とした荒川キャンパスの宇宙科学研究同好会に所属している学生たちが作品を製作し、受賞しました。

衛星設計コンテストは高校生から大学院生までの学生を対象にしたコンテスト形式の教育プログラムです。
参加者は、小型衛星をはじめとする様々な宇宙ミッションを創出し、その設計を行います。審査員は、着想点・創意工夫・基礎的な技術知識・将来性等の様々な観点からすぐれた作品を選考します。

 

「衛星の非デブリ化用バルーン立体展開装置」と受賞した学生たち


受賞した「衛星の非デブリ化用バルーン立体展開装置」については次のとおりです。

発想
人工衛星は運用終了時・故障による運用断念時には最終的にゴミとなってしまい、これをデブリと呼びます。
これらのデブリは大気圏まで落下し焼失するまで軌道によって数年~数千年掛かってしまいます。
そこで、今後打ち上げる衛星に対して非デブリ化装置を付けることでこの問題を解決したいと考えました。

概要
非デブリ化装置は巨大な立体展開物を衛星から放出する装置のことで、立体展開物を広げることで微小に宇宙に残る空気を利用し、大気抵抗で大気圏まで衛星を落下させる発想です。本装置は本体衛星が故障したときにも対応するため、本体衛星から電源や通信機能をもらわず、独立したシステムで地上局からの命令で立体展開物を広げることができます。

特徴
・衛星本体が電源喪失・停波・姿勢制御喪失した場合でも,地上局からの命令で衛星本体の非デブリ化が達成できる点
・立体展開物で乱回転でも大気抵抗を受ける面積が変わらない点
・本装置の作動で、従来の1/5の期間でデブリの廃棄ができる点

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