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平成26年度入学生からカリキュラムが変わります

カリキュラム改訂の目的

 都立産業技術高専は平成18年の開校以来、首都東京において産業の幅広い分野で活躍できる人材を育成するため、ものづくり工学科の8つの特徴あるコースで技術者教育を行ってきました。近年の産業技術の発展に伴って、各コースの教育内容の見直しを図るとともに、新しい教育手法を導入するためにカリキュラムの改訂を行い、平成26年度入学生より、新カリキュラムによる教育を実施いたします。
 本校は、「未来をつくる人をつくる。」ために、今後も教育内容のより一層の充実に努めてまいります。

一般科目及び各コースの新カリキュラムの概要

一般科目(全コース共通)

 一般科では新カリキュラムでも社会人としての教養を育てる役割と専門分野の基礎教育となる役割を果たし、中等教育から高等教育まで円滑に移行できるようなカリキュラム体系を組んでいます。新カリキュラムでは、英語の授業を低学年から高学年まで一貫して展開し、国際的に活躍できるように英語力の強化を図っています。また、低学年では基礎学力の定着を図るために必修科目の学習を補う目的の選択科目、高学年では各学生の興味に応じて人文系、理学系の高度な内容を学べる選択科目を用意して個性に応じた高い能力をもつ学生の育成を目指しています。

機械システム工学コース

 「機械を知る、創る、動かす」学生の育成のための基礎力の強化と学生の進路に柔軟に対応可能な内容となっています。第3学年にベクトルメカニクスを新設するなど力学系科目の開講時数の増加とともに開講時期を早めました。また、第4学年以降の選択科目を進学重点科目と就職重点科目に分類するとともに、細かく分けていた科目を統廃合することで学生の進路に柔軟に対応できるものとしました。さらに、科学英語をコースで開講いたします。

生産システム工学コース

 生産システム工学コースの特徴でもあるインダストリアルデザインを、新たに第4学年(必修科目1単位)と第5学年(必修科目2単位)に開設します。さらに力学の強化を図るため、第3学年に工業力学(必修科目2単位)、第5学年に材料力学(選択科目1単位)を開設します。これらが今回の主な変更点となります。なお、必修科目の単位数と学年配当は現行と同じです。

電気電子工学コース

 電気電子工学コースでは、開講科目を7系列に分けて、各系列科目内容を検討しスムーズな進行を可能としました。また、他系列との連携、効果的な開講時期を可能にするために、各科目とも半期開講(1単位)としたほか、学生個々の進路希望に合わせて専門性を高めた第5学年の選択科目の配置としました。座学と実験の同時展開による基礎知識の定着化を目標に、新カリキュラムを構築し、コンパクトで効果的な学習システムを可能にしています。

電子情報工学コース

 基礎から応用までスムーズに学べるよう、授業科目の新設、講義内容の変更を行いました。主な変更点は、①情報系科目の基礎として必要な離散数学・確率統計の科目を新設、②通信の基礎から応用まで一貫して学習するために通信工学の科目を増設、③電子系科目の基礎となる電子材料の科目を新設、④より具体的な回路設計法が習得できるように電子回路設計の単位を増設、⑤ハードウェアとソフトウェアの具体的な関わりを学習するために組み込みシステムの科目を新設、⑥データ処理の基礎となるオートマトンの科目を学修単位で実施、ということが挙げられます。

情報通信工学コース

 科目間の接続という観点から、カリキュラムの見直しを行い、工学的に系統立てられた学習が行いやすいように学年配置の変更を行いました。また、大学への編入学試験が第5学年の前期に集中することから、編入学試験で出題される分野の科目を第4学年の後期までに履修できるように配置しました。さらに、無線技士の国家資格が申請のみで取得できるよう、必要となる科目を統合し、第4学年及び第5学年に配置しました。

ロボット工学コース

 機械系科目、電気電子情報系科目の上に機械系応用科目と電子制御応用科目を学習し、ロボット工学へと繋ぎます。また、講義・実験と併行して第2学年から第4学年にかけて実習が配置されており、第2学年ではロボットを構成する機械要素技術と制御技術に触れ、第3~4学年では両者を組み合わせて自律的に動くロボットの製作を目指します。講義・実験と実習により、機械を構成する技術と動きを制御する技術を総合的に学ぶことができます。

航空宇宙工学コース

 航空宇宙工学コースのカリキュラムの特色は、①機械工学の基礎科目と航空宇宙の専門科目がある、②航空・宇宙に興味を持てるように、関連の基礎科目を第2~4学年で継続的して学ぶ、③ものづくりの体験や基礎を学ぶための実習・実物のエンジンや機体を使った実験がある、④ものづくりに必要な多くの力学系科目や3次元CADによる設計、解析演習を行う、⑤創造力や演習力を高めるために複数の教員で教育する科目を用意していることなどが挙げられます。

医療福祉工学コース

 人々の健康や幸福に貢献するために、医療福祉工学コースでは、基盤となる機械系・電気電子系の工学技術を軸に、医療・福祉分野の工学技術を展開するカリキュラムを用意しています。こうした授業を通じて複眼的な視野を持ったエンジニアの育成を目指しています。更に、新しいカリキュラムでは、豊かな創造力と洗練された知識や技術を有して、国際的にも活躍できるエンジニアの育成を目指すことを命題に、履修科目の体系化や「エンジニアリングデザイン」科目の導入等の改訂を行いました。

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