都立産技高専TeamЯTRが「第45回鳥人間コンテスト2023」滑空機部門で5位!

 荒川キャンパスの人力飛行機研究部(チーム名:都立産技高専 TeamЯTR)が「第45回鳥人間コンテスト2023」(7月29,30日、滋賀県彦根市にて開催、8月30日にテレビ放映済み)の滑空機部門に出場しました。パイロットは医療福祉工学コース本科4年生 鈴木 悠太さんが務め、シミュレータ訓練を生かした攻めのフライトで 285.90m滑空することができ、16機中第5位という成績を残しました。
 
フライト直前の様子。スタンバイは朝4時30分からでした。チームのサポート力もあっての好フライトでした。
 TeamЯTRは今回の出場にあたり、実用に供するまでの開発に18年掛かったフライトシミュレータを、操縦訓練に導入しました。数ある鳥人間用シミュレータの中でも、特にコックピット視界の再現が群を抜くものであり、シミュレータを体験した当チーム歴代パイロットの全員が「本当に、こういう景色だった」と評する物です。鈴木さんはこのシミュレータで、湖上の風向きや強さをこまめに変化させ、およそ1,700回もの訓練飛行を行い、根拠あるフライトプランを立てて本番に挑みました。当日は、シミュレータ訓練と部員たちの丁寧な機体製作と相まって、スムーズにフライトすることができました。
 

飛行訓練に導入した専用シミュレータ。迫りくる水面を再現するため、4面スクリーンで機体を囲み、プロジェクションマッピングの技術を使い投影しています。
 今回で20回目の出場になりますが、今後も様々な工夫を凝らし、いずれは上位入賞や優勝を視野に入れた活動を続けていく所存です。 チームの活躍は、 ・秘密兵器が”完成”!「都立産技高専 Team ЯTR」が滑空機部門優勝へ!(YouTube: 鳥人間コンテスト【ytv公式】):  https://www.youtube.com/watch?v=dxCRy7LTBj0 ・都立産技高専TeamЯTR 公式ツイッター: https://twitter.com/TMCIT_TeamRTR などからご覧下さい。

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