R6GCP渡航レポート

Aチーム:Locate Wellness

企業インタビュー

企業へのインタビューで、Vivid creationsの斎藤様、アルビレックス新潟SGの北原様と大竹様、シンガポール国立がんセンターのDawn様、ニーアンポリテクニックの学生のJaydonさんの叔母で看護師のTay Beng Choo様にお話を伺いました。日本の学生、シンガポールの学生ともによく話を聞き、その内容をもとに研究を2歩も3歩も、前に進めることができました。

チームでの議論

ディスカッションでは、学生を2つのチームに分けてそれぞれ議論することで、全員が発言しやすい雰囲気を作り上げていました。また、その2つのチームで意見を競わせることによって、議論テーマの解決策をより良いものにしていくことができました。全員が積極的に発言を行い、解決案をより精度の高いものへと昇華させていくことができたと思います。

街頭インタビュー

フィールドワーク1日目と2日目には、街頭アンケートを行いました。健康に対する意識調査を行うため、健康に気をつけている人がいそうな場所である、山、海、公園に行きました。シンガポールの人々はみんな優しく、丁寧にアンケートに答えてくださりました。急いでいて断る方も居ましたが、必ず1言、「Sorry」など付けてくれました。
アンケートと同時に、シンガポールの人々がどの程度栄養について知っているかの簡単なクイズも行いました。私達の想定以上に、皆さん栄養について詳しく考察を行っていました。また、クイズを間違えてしまった方も私達の説明を聞いて納得してくださりました。逆に、クイズに答えてくださった方から私達の知らない知識を教えていただくこともありました。



シンガポールでの発表会

報告会では、各チームがシンガポール渡航で得た経験を持ち寄って、成果発表をしました。どのチームも発表時間の15分間では詰めきれない思いを胸に発表に挑みました。英語での発表でしたが、英語を話すことが得意な人、苦手な人ともに一生懸命発表を行っていました。
私達はこの9日間で、一生思い出に残るようなかけがえのない経験を得ました。日本の学生もシンガポールの学生もここでの経験を忘れることなく、最終報告会などの次のステップへと生かしていきたいと思います。
 

Bチーム:STARS

テーマ

災害が多い日本に住んでいると、災害が不安で、住みたい地域に住むことができないという経験をしたことがある人もいると思います。私たちは、災害の中でも水害および川の氾濫に注目してチーム活動を進めてきました。シンガポールのデジタル技術を応用して、水害が不安で安心して暮らせない人をターゲットに新たなシステムの考案を行いました。

シンガポールの活動や取り組み

シンガポールで暮らす高齢者に対して、街頭インタビューを行いました。ニーアンポリテクニックの学生が率先してアシストしてくれたため、日本側のメンバーもとても助けられました。また、マリーナバラージやURAセンターにもインタビューに行き、シンガポールの情報の水害対策についての情報を集めました。

頑張ったこと

私がシンガポールでのチーム活動で頑張ったことは、シンガポールの学生とコミュニケーションを積極的に取ることです。今まで、英語で日常会話や議論をしたことがなかったのですが、ジェスチャーや翻訳の機能を用いて、相手に自分が話していることが伝わるような努力をしました。

成長したこと

英語のコミュニケーションスキルです。ご飯をお店で頼むときや、シンガポールの学生と関わる際に英語を使用したので、初日に比べて英語を聞き取れるようになっていて、自分でも成長を感じることができました。

シンガポールでの新しい発見

日本との大きな違いは、やはり言語の違いでした。シンガポールの学生との会話はもちろん、注文の仕方まで当然日本語は伝わらず、はじめは困惑しました。しかし、ジェスチャーや指差し、注文は料理の番号で伝えるなどして、言語以外でのコミュニケーション手段も多くある事に気が付きました。また、シンガポールでは公用語が4つあるため、シンガポールの学生は2か国語話せる人が多くいるのにも驚きました。日本語話者以外のバイリンガルをはじめてみて、言語への興味が湧きました。(なんとバスガイドのおじさんはトリリンガル!!)

 

Cチーム:山田銀河団✦

こんにちは。山田銀河団の広報担当です。
 
我々は今回、海外研修のためにシンガポールに行ってきました。
では、我々のチームについて紹介します。我々は、「広げよう宇宙の輪」ということをテーマに、活動を行ってきました。シンガポールでの海外研修では、日本のメンバーだけでなくニーアンポリテクニック(以後ニーアン)というシンガポールの学校のメンバーも加わり活動します。期間は8月27日から9月4日の8泊9日という、長い期間で行います。以下、簡単に海外研修のスケジュールを紹介します。なお、グループエクスカーションとはいわゆる自由行動のことで、我々はユニバーサル・スタジオ・シンガポールへ行ってきました。


我々は、10月に開催される最終発表に向けて、課題の再定義や解決策の創出をニーアンの学生と一緒に行います。チームで活動する日が、8月30日、8月31日、9月2日、そして発表当日の9月3日の4日間あります。
 
8月30日は、ニーアン学生とのディスカッション初日で、コミュニケーションがとれるか心配でしたが、翻訳機などを駆使してニーアンの学生に今までやってきたことや、これからやりたいことなどを伝え、課題の再定義を行うことができました。8月31日は、午前に会議室で解決策をチーム全員で考え、午後はシンガポールのアートサイエンスミュージアムを見学してきました。9月2日は、考えた解決策を持って、NSUという大学を訪問し、教授や学生に改善点などを聞きました。


そして発表日である9月3日、メンバーの一人、というより私が体調を崩してしまい、メンバーが少ない中での活動になりましたが、みんな発表に向けてスライドの最終調整や、英語の原稿原稿もチームメンバーのみんなが頑張って作ってくれました。みんな、ありがとう!そして、最終発表を無事に終えることができました。




▲銀河団団長とマリーナベイサンズ
 

Dチーム:HELLO WORLD

8月28日は、企業訪問の日でした。三菱電機アジア様とPanasonic Factory Solutions Asia Pacific様へ訪問しました。ショールームや工場を見学させていただき、また、海外で働く日本人としての貴重なお話をいただけました。
8月30日は、フィールドワーク1日目でした。SMIホールディングス様と、三菱電機アジア様に赴いてインタビューをさせていただきました。シンガポールに来たばかりで私達はとても緊張しましたが、このインタビューで伺った異文化理解のお話は、私達の今後の方針にとても影響を与えてくださったとともに、活動にも大変役立ちました。
8月31日は、フィールドワーク2日目でした。この日は課題の解決策の創出が最終目的でした。前日の目標であったペルソナと課題の再定義が終わっておらず、それを決めた後に解決策を考えました。解決策は抽象的なものが多かったり、考えたアイディアがすでにサービスとして存在したりと新規性や革新性のある考えを出すことの難しさを感じました。


9月1日は、エクスカージョンの日でした。ニーアンの学生に勧められた場所と私たちが行きたいところを行きました。ニーアンの学生と交流会し、もっと仲良くなることができたと思います。昨日までのフィールドワークとときには、ニーアンの学生と話すことが難しいと感じていたため、しっかり意見を出したり、話し合ったりすることが十分にできていませんでしたが、エクスカージョンを終えて、ぐっと話しやすくなったと思います。


9月2日は、フィールドワーク3日目でした。午前中は、主に課題に対しての解決案の創作を行いました。この日は、シンガポールの学生と私たちで同じ課題について考えていきました。ところが、私達の間での認識に齟齬があり、上手く意思疎通ができていませんでした。しかし、交流を続けていくうちに、意思疎通ができ、最終的に全員が納得する解決案を創作することができました。
9月3日は、シンガポールでの成果発表の日でした。これまで、ニーアンの学生とともに考えたことをまとめ、解決案を提案し、無事に発表を終えることができました。シンガポール9日間の研修を経て、私たちのチームが設定した課題がより明確になり、画期的な解決策もたくさん挙げることができるようになりました。はじめは、このテーマで進み続けることは可能なのか不安でしたが、ニーアンの学生の協力や、インタビューで新しく得た情報を活用し、うまく進展させることができたと思います。とても良い経験ができたので、これからの活動にも活用していけたらと思いました。



 

Eチーム:MathがんばりMath

私たち「MathがんばりMath」は、
8月27日(火)から9月4日(水)の9日間、シンガポールへ行きNgee Ann polytecnicの学生とともに「数学」をテーマに活動しました。
 

2022年に発表されたOECDの国際学力調査(PISA)において、シンガポールは数学リテラシーのランキングで81カ国中1位(スコア:575)を獲得しました。この結果を受けて、シンガポールの教育モデルを学び、日本の高校生における数学教育の課題と具体的な解決策を考えることが重要です。
私たちはNgee Annの生徒とコミュニケーションが取れるか心配になりましたが
ゲームや学校など身近な会話から初めて一番仲の良いチームになりました。
全てのことが楽しくさまざまなことが学べて良い経験になりました。
まず初めに、南洋理工大学(Nanyang Technological University)で数学に関するモチベーション調査を行いました。南洋理工大学は、シンガポールにおけるトップクラスの大学であり、教育の質が高く、特に理系分野での研究と教育に定評があります。学生たちは、数学を実生活に応用する力を養うためのカリキュラムを受けており、問題解決能力や論理的思考を重視しています。
グループのディスカッションでは主に、各自の得意な分野に合わせて12人のチームを2グループに分け、英語で言いたいことが考えられなくとも、自分の言いたいことがあれば恥ずかしがらずに言うことをルールにし、考えを出し合いました。そして、1人でもわからないところがあったら戻ったり、確認したり、疲れていようがいまいが一定時間ごとに休憩を入れてまとめ直す、誤解のないようなディスカッションの進め方を心がけました。
 


 
その他メンバーより
 

 

Fチーム:Cat Hood

8月24日の全体研修で準備を進め、8月27日にシンガポールに入国しました。初日は移動で終わり、夕飯は近くのホーカー(シンガポールのフードコート)に行き、初めてのシンガポールの料理を食べました。
8月28日は三菱とPanasonicのシンガポール拠点を見学しました。午後に見学を行ったPanasonicでは実際に部品を制作している工場を見学させていただきました。企業訪問の後、SMUというシンガポールの大学の一室でミーティングを行い、ニーアンの学生とのコミュニケーションのとり方や30日のインタビュー内容などを確認しました。
8月29日は初めてニーアンの学生と会い、一緒にチャイナタウンへ行きました。ニーアンの学生みんな優しく、英語もこちらに寄り添ってくれ、英語に対するハードルが下がりました。また、翌日にニーアンの学生と1対1でインタビューを行う予定だったので各々コミュニケーション取るのを頑張っていました。
 

 
8月30日午前には、ニーアンの学生にインタビューを行い、自己理解の新しい定義が出てきました。午後はシンガポールの大手人材紹介会社Adeccoさんにインタビューさせて頂きました。IT、金融、エンジニアリング、サステナビリティなどの様々な視点からお話を聞かせて頂きました。インタビューの中で得られたものは大きく、特に"キャリア開発のため自己理解を促進するには、なにより経験がたくさん必要"というお話を全員されていため、私たちが考えるサービスに欠かせないと改めて気づきました。
 

 
8月31日はvivoシティで街頭インタビューを行いました。最初は英語でインタビューをするということにハードルを感じ、積極的に声をかけにいくことができませんでした。しかし、ニーアンの学生が声をかける手助けをしてくれたので、英語でのインタビューをすることに対するハードルが下がり、積極的に話を聞くことができるようになりました。1時間で30人にインタビューを行うことができたのはチームワークの賜物です。
9月1日は終日エクスカージョンの日でした。ゆっくりホテルを出発し、余裕のあるスケジュールだったので、のんびり楽しむことができました。
9月2日は今までの活動をまとめ、解決案の創出を行っていました。しかし、途中で問題のロジックツリーがおかしいことに気づき絶望しかけましたが、何とか解決案を練ることができました。
 

 
9月3日の午前中はみんなでスライドを制作し、発表練習を行いました。練習の時はまだスムーズに英語を読むことが難しかったですが、本番ではスムーズに読め、担当のメンターの方からも聞き取りやすくなったと言って頂けました。
 

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