令和元年度 上田さんインタビュー

あなたにとって産技高専とは?無限に膨らむ風船 自分が学びたいと思えばいくらでも学べる。その知識でどんなことも出来るしどこへでも行くことができる!

1年 荒川キャンパス
上田さん

 

入学前に高専を知ったきっかけは何でしたか

小さい頃からものづくりが好きだったので、ものづくりをする仕事に就きたいと考えていました。そのためにはどんな学校に進学すればいいのか父に相談したら高専を紹介してくれました。

 

産技高専に入学することを決めた理由は何ですか

ものづくりができる他の高校も考えたけど、こつこつとやることが好きな自分にとっては5年制の高専でじっくり時間をかけて研究することが向いていたので高専進学を選びました。中学生の時に産技高専の体験入学に参加したり、文化祭に遊びに行った時に学生さんが生き生きと楽しそうしていたので産技高専を選びました。品川キャンパスよりは荒川キャンパスの方がキャンパス周辺が落ち着ていてほっとするし、自宅から通いやすかったので荒川キャンパスを選びました。

 

入学したら何をしたいと思っていましたか

未来工房※1、IEP※2、高専ロボコンなどいろんなことに挑戦したいと思っていました。今は、5年間の中でロボットの設計・製作にも挑戦したいと思っています。ドラえもんを自分で作ってどこでもドアを使うことが夢なのですが、それは少し難しそうなので(笑)、将来は自分の力で動きのなめらかな二足歩行ロボットを作ってみたいです。

※1 未来工房・・・学生たちのアイデアの実現を支援する施設

※2 IEP・・・インターナショナル・エデュケーション・プログラム(IEP)は、海外でホームスティ・語学研修・先端企業訪問等を行うプログラムのこと。(詳細はこちら)

 

入学したらやりたかったことには挑戦できていますか

都立産業技術高専 学生インタビュー:1年 上田さん

未来工房を利用して友達と二人でスペースロボットコンテスト※3の参加に挑戦しているところです。
今はまだ知識や経験が足りませんが、様々な大会に参加することによって、賞を取れるようになりたいです。
また、海外留学には挑戦できていませんが、1年生のうちから英語もしっかり勉強しておきたいですね。5年間、たっぷり時間はあるので有意義に時間を使いたいです。

※3 スペースロボットコンテスト・・・国際科学教育協会主催の「宇宙開発ロボットを作り、宇宙で動くかを検証すること」を最終⽬標として、自作の自律型ロボットで課題に取り組むコンテスト。

 

女性で高専に入学することに不安はありませんでしたか

やりたいことをするために高専を選んだので、女子が少ないことは元々あまり気にしていなかったけど、思っていた以上に過ごしやすいです。設備も充実しているし、授業でも女子への配慮はしっかりしてくれます。

 

授業や部活動など、学生生活で印象に残っているエピソードはありますか

1年生から実習で金属の加工をすることはびっくりしました。こんなに早い時期から座学だけでなく、実際に手を動かす授業ができて、レポートは大変だけど授業がとても楽しいので頑張れます。あとは、中学生の頃に過去問紹介※4で授業をしてくれてとても面白かった先生の授業を産技高専生としてまた受講できたときはすごく嬉しかったです。

※4 過去問紹介・・・過去問紹介では「入試概要」の説明を行います。実際の入試問題を使って出題傾向や出題例を解説します。(詳細はこちら)

 

2年次のコース選択ではどのコースに進もうと思っていますか

この学校で学べることを総合的に勉強できるのでロボット工学コースに進みたいです。

 

研究内容はどのようなものにしようと思っていますか

都立産業技術高専 学生インタビュー:1年 上田さん

宇宙ゴミを回収するためのロボット製作について研究したいです。今のところはっきりとした研究成果がないようなので未知の研究に取り組みたいです。または、最近は災害がとても多いので災害時に役立つ機械の研究してみたいです。人や生活に役立つロボットを作りたいと思っています。

 
 

卒業後は就職と進学のどちらに進みたいと思っていますか

産技高専の専攻科に進みたいと思っています。同じ研究を同じ場所で時間をかけてじっくり深く取り組みたいからです。専攻科卒業後はロボット関係の研究職に就きたいと考えています。

 

産技高専での生活で思い入れのあるものは何ですか

都立産業技術高専 学生インタビュー:1年 上田さん

高専受験の頃から使い始めたプランブックです。中学生のころは受験勉強の予定やエントリーシートに書く内容の整理に使っていました。今は、未来工房でスペースロボットコンテストに出るための計画をメモしたり、定期テストの勉強計画を立てるために使っています。マインドマップを書いたりすると新しい考えが浮かんできたりするので考え事をするときや長期休みの遊びの計画を立てるときにも活用しています。ずっと数学が苦手だったけど高専に入ってからは解くコツがつかめてきたので、そのコツを書き留めておくためにも活用しています。いわゆる何でもノートですね。振返ってみると、その時に自分が頑張っていたことや考えていたことが分かるので自分自身の見つめなおしにも活用しています。

 
 

産技高専を志望する生徒へのメッセージをお願いします

男子が多くて女子が少ないのは無理、作業着がかわいくないから無理という人には正直、産技高専は向いていないかもしれません。ものづくりが好きな人にぜひ来てほしいですね。自分の意思を持って、やりたいことの軸をしっかりつくれば、産技高専での生活はとても楽しいと思います!

 

あなたにとって「産技高専」とは?

「無限にふくらむ風船」

風に乗っていろんなところに飛んでいける風船が大好きです。
産技高専でたくさんの知識や経験を詰め込んで、産技高専からいろんな世界で活躍できる人材になりたいです。


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