令和3年度学生インタビュー 藤井さん

あなたにとって産技高専とは? 夢に近づける場所 叶えたい夢に向かって勉強できるからです。

本科1年
荒川キャンパス
卓球部・吹奏楽部
藤井さん
 

入学前に産技高専を知ったきっかけは何でしたか。

父からの紹介です。父の友人が荒川キャンパスの前身である航空高専に通っていたそうで、産技高専を紹介してくれました。父から紹介されるまでは「高専」という学校があることも知りませんでした。
 

小さい頃からものづくりが好きだったのですか。

小さい頃は、工学的なものづくりには興味はありませんでしたが、中学生になり、いろんな場所へ出かけるようになってから自動車や航空機など乗り物に興味を持つようになりました。その様子をみて父が産技高専を勧めてくれました。
 

産技高専に入学することを決めた理由は何ですか。

乗り物の中でも航空機に興味があり、航空宇宙工学コースがある産技高専を選びました。
他にも航空機について学べる学校はありますが、入寮せずに自宅から通えること、施設が充実していることも産技高専を選んだ理由です。
 

5年間という長い期間、専門的な勉強を続けることに不安はありませんでしたか。

技術の授業等、ものづくり系の科目が得意だったので、実習が多い点はとても楽しみでした。
ただ、数学があまり得意ではなかったので、高専での数学の授業は少し不安がありました。
本科1年生で数学Ⅱを学んだり、普通の高校よりも先取りでカリキュラムが組まれているので、とても大変ですね。毎日、必死に勉強しています。
 

入学したら何をしたいと思っていましたか。

5年間と長い学校生活なので部活動と航空機関係の勉強を文武両道で頑張りたいと思っていました。
部活動は中学から続けている卓球部と新たな挑戦として吹奏楽部に入部しました。
吹奏楽部ではトロンボーンに挑戦しています。5年間でどれだけ上達できるかとても楽しみです。

 

入学前に描いていた産技高専像とギャップはありましたか。

入学前は実習たくさんで楽しそう!と思っていたのですが、実際は思っていたよりハードです。1回の授業の密度も中学とは比べ物にならないので予想以上に勉強は大変ですね。
また、先生も中学校までの先生と違い、教授や准教授と呼ばれているので近寄りがたいのかなと少し緊張していましたが、実際は全くそんなことはなくて、話しやすい先生が多いです。
 

女性で高専に入学することに不安はありましたか。

女子が少ないからこそ仲良くなれると思っていたので、友達ができるか等、不安に思うことはありませんでした。中学時代の卓球部もほとんど男子部員という環境だったので慣れていたのもあるかもしれません。現在のクラスも5人女子がいますし、先輩や男子のクラスメイトも優しいので、入学後も特に不安になることはありません。

本科1年 藤井さん
 

中学生の頃はどんな中学生でしたか。

部活動や委員会で毎日忙しくしていたので、勉強はテスト前に短期集中で頑張るタイプでした。
部活動は卓球部と社会科探検部に所属していました。社会科探検部は首都圏の様々な施設を社会科見学する部で、活動の一環として羽田空港で航空機の整備現場を見学しました。
「整備士の仕事かっこいい!」と憧れてしまい、このことがきっかけで航空機の勉強がしたいと考え始めました。
 

在学中に何かやりたいことはありますか。

英語が得意なので、IEPやGCPといった国際交流プログラムに参加してみたいです。
また、ずっと続けている卓球で全国大会に出場することが目標です。
 

産技高専の校風はどんな感じですか。

本当に自由です!ただ、自由な分、自己責任というイメージです。学校生活でも勉強でも自主性が求められる場面が多いように感じます。
元々、校則に縛られるのが苦手なタイプだったので、自由な校風も産技高専を選んだ理由の一つでした。
入学式から髪を染めている新入生がいて、本当に自由なんだなと実感しました。最近、私も定期テストを頑張ったご褒美で初めて髪を染めました!
 

学校生活で印象に残っているエピソードはありますか。

校舎に広さにびっくりしました。教室がある本館は8階までありますし、その他にも実験棟や体育棟、航空実習館に科学技術展示館と施設がとても充実しています。
また、部活動の種類も運動系、技術系、文化系ととても多く、大学のように同好会があることも驚きました。
たくさんの部活があり、部活動への入部も強制ではないからこそ、好きなことが同じで熱度も同じ学生が集まるので、部員同士の仲が良く、とても楽しく活動できています。
 

2年次のコース選択ではどのコースに進もうと思っていますか。
また、そのコースを選んだ理由は何ですか。

航空整備士など航空機に関わる仕事に携わりたいので、航空宇宙工学コースを希望しています。
 

面白い授業やおすすめの授業はありますか。

地理歴史の授業が面白いです。
その分野をずっと研究してきた先生が教えてくれるので、たまに飛び出す教科書には載っていないマメ知識が意外と面白かったりします。
 

先生の指導は丁寧だと思いますか。

先生によって指導方法が全く違うので、正直、相性次第だとは思います。ただ、分からないことを質問すればどなたも丁寧に教えてくれますし、クラスメイトで教え合ったりしているので、分からないことがそのままになることはありません。コロナ禍でのオンライン授業の時も、クラスのグループLINEで質問しあってみんなで協力して勉強していました。

 

研究内容はどのようなものにしたいと思いますか。

まだどんなことを研究したいのか分からないのが正直なところです。これから勉強していく中で、深めたい分野を見つけていきたいです。
まずは希望の航空宇宙工学コースに進級できるよう勉強を頑張ります!
 

卒業後は就職と進学のどちらに進みたいと考えていますか。

航空関係の勉強ができる大学へ進学したいと考えています。
 

将来はどんなことがやりたいですか。

将来は航空機の整備士など、航空機関連の職場で働きたいです。
本科1年 藤井さん

高専を志望する生徒へメッセージをお願いします。

高専生活は忙しいですが、好きなことにとことん向き合うことができる学校です。
自由な環境の中、とても充実した濃い毎日を過ごすことができると思います。受験勉強は数学をしっかり頑張ることをおすすめします。
女子学生の皆さんは、女子が少ないからといって不安になることはありません。
先輩もクラスメイトもみんな優しいので、高専で学びたいと思うのなら安心して飛び込んできてください!高専でお待ちしています!頑張ってください!

あなたにとって産技高専とは?

「夢に近づける場所」

叶えたい夢に向かって勉強できるからです。
 

 


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