令和5年度技術職員研修を実施しました

 令和5年9月5日(火)、品川・荒川の両キャンパスに勤務している技術職員の研修で、全日本空輸株式会社のANA Blue Base及び整備場を訪問しました。本年度は、企業における安全基準や危機管理などの知識やベーシックマナーを技術職員が習得して、本校の工作機器等実習における学生指導に活かす目的で研修を実施しました。
 訓練用のエンジンや機体のメンテナンスの際には、指さし確認や声を出して安全確認をしながら作業を進めており、安全品質の高さの背景にあるベーシックマナーを作業現場で確認できました。また、本校卒業生3名との意見交換では、「安全教育」をテーマに社会人になって身に付けた安全に対する意識などを伺い、企業におけるプロフェッショナルな安全意識の高さを知り得る機会になりました。
 研修後のアンケートには、「学生たちへの技術指導と合わせて、安全指導の再考『学生同士間の安全周知の徹底』『工具、測定機器の正しい使い方と整理整頓の徹底』『危険予知』など、今後の実験実習に創意・工夫を加えて全力で取り組みたい。」と記述があり、学びの多い研修となりました。
 


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