日本化学会第103回春季年会において、荒川キャンパス豊島雅幸准教授がポスター発表!
3月22日(水)~25日(金)に東京理科大野田キャンパスにて行われた日本化学会第103回春季年会において、荒川キャンパス一般科目の豊島雅幸准教授がポスター発表をしました。新たな家庭学習の手法について、活発な議論、意見交換を行うことができました。
<演目名>
「化学授業への動画解説の導入効果」
<要旨>
化学の授業及び実験に、音声入り解説動画を導入し、その効果をアンケートおよび定期試験の点数分布を用いて検証した。 その結果、実験動画の効果としては、実験所作の確認が減り、実験所要時間の短縮と事故の激減が見られた。また、授業への導入に関しては、復習教材としての利用が見られ、視覚的に理解が必要な化学構造などへの理解が深まり、全体的な学力向上と高得点層の飛躍的な上昇が確認された。 加えて、アンケートの集計結果からは、履修内容の全体の流れやイメージを把握できたことが理解促進につながったと回答が多かった。このことから、動画の導入は化学への理解促進の一定の効果が得られた。
<発表のポスターです。>