品川キャンパスにて第1回「きぼう」ロボットプログラミング競技会表彰式及びJAXA講演会を行いました。

2020年10月8日(木)にアジア・太平洋地域の学生を対象とした国際コンテストである第1回「きぼう」ロボットプログラミング競技会決勝⼤会が国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟内で開催され、高専品川キャンパス1年生 泉 聡士さんが所属するチーム”Hypernova”が日本代表として参加しました。
チーム”Hypernova”は、6月に開催された国内予選大会に参加し、大学生が中心の参加チームの中で優勝した中学生、高校生をメンバーとするチームです。
今回の決勝大会では、各国・地域の予選を勝ち抜いた、日本を含むの7つの国と地域の代表チームの学生がオンラインで参加し、シミュレーション環境でのプログラミングスキルの高さを競うとともに、実際に作成したプログラムを使った「きぼう」船内でのロボット飛行結果も競いました。その結果、日本代表チーム”Hypernova”がプログラミングスキルの部門で、見事、優勝しました。
この結果を受けて、12月9日(水)に高専品川キャンパスの中央ホールにおいて表彰式が執り行われ、1年生約160名の前で、この競技会のプロジェクトマネージャーであるJAXA有人宇宙技術部門きぼう利用センター技術領域主幹の土井 忍様より、泉さんに賞状とトロフィーが授与されました。
 
                   
▲表彰式の様子
 (左:渡辺校長 中央:泉さん 右:JAXA有人宇宙技術部門きぼう利用センター 土井様)

表彰後には、土井様より宇宙開発とロボットの宇宙利用についての講演会が開催され、JAXAの進める宇宙開発についてのお話を伺うことができました。小惑星探査機「はやぶさ2」のカプセルがオーストラリアに着地し、日本に帰ってきたニュースの直後だったため、多くの学生が興味深く講演会を聴講していました。

                  
▲講演会の様子
 
※第1回「きぼう」ロボットプログラミング競技会は、日本とアメリカが協力して「きぼう」を含む国際宇宙ステーション(ISS)の利用を広げていこう、という取組(JP-US OP3:日米オープン・プラットフォーム・パートナーシップ・プログラム)の一環で進める、国際宇宙探査などの新たな時代を支えるアジア・太平洋地域の若者への教育プログラムです。(出典:JAXA HP)
 

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